遠足プロジェクトアジア ジャカルタ 共同キュレーター

レオナルド・バルトロメス

 

こんにちは、皆さん。大変な時期ですが、お元気でいらっしゃいますか。私の名前はバルトです。私は2016年の遠足プロジェクトアジア ジャカルタの共同キュレーターの一人です。私にとって遠足プロジェクトアジアは最も記憶に残っているプロジェクトの一つです。なぜなら、社会的責任を低減するという(プロジェクトの)考え方だけでなく、アーティストのコンセプトや付き合いが豊かだったからです。また、希望、一体感などの同じ心をもって、多様な作品、異なる形式や言語での対話も興味深いものでした。パンデミックの間、その(遠足プロジェクトアジアの)状況を思い出すことで、「あなたは大丈夫」という希望を与えてくれます。特に、アートをツールとして用いることで、この状況を一緒に乗り越えることができるのではないでしょうか。世界中の様々な場所で起こっている出来事と同様に、遠足プロジェクトと遠足プロジェクトアジアは現在休止中*です。

私たちは今この(遠足プロジェクトアジアの)アイディアをより関連性のある文脈にどうもっていくべきか考えています。アーティストの皆さん、特にインドネシアのパートに参加したアーティストの皆さん、あなたの記録、スケッチ、調査ノート、試作、ビデオ、などをこのプロジェクトと共有してください。あなたが共有してくださるたくさんのストーリーによって私たちのウェブサイトのプラットフォームが発展します。それらが、まだプロジェクトを知る機会のなかった人々に届くことを願っています。そして、それらによってキュレーターやアーティストの創造性がより刺激されることを願っています。

今の状況が早く元に戻り、よりよい未来で皆様とお会いできることを願っています。では。

*これは、他国から現地へ集うことが制限されているといるという意味です。919日から台湾で現地キュレーター、アーティストによって展示が実施されています。(梶原)

プロフィール
レオナルド・バルトロメス
http://asia.fieldtrip.info/indonesia/