11月4日
石巻市雄勝町にて活動されているsweet treat 311さん(http://sweettreat311.org)からのご招待で、雄勝の小中学生を対象にワークショップと遠足を行いました!
参加者は5名で、全員元気いっぱいの男の子です。
自己紹介の後、早速ランドセルアートを観賞しました。みんな興味津々です。
そのあと2チームに分かれて、ターニャ・リードさんの「ミスター・ノーバディ」を参考に、キャラクターのランドセルを作りました。
はじめはどんなランドセルにするかアイディアスケッチ。みんな上手です。下の丸が何になるかお楽しみです。
できあがったランドセルはこちら!すばらしい!
午後は遠足です。
雄勝の神社のお社ができてお祭りをしていました。
みんなでお参りします。
雄勝小学校の中を見学します。室内のがれきは片付いていますが、窓ガラスはなく、ところどころ床も穴が開いています。
黒板には3月11日と日付が入り、「明日の予定 卒業式」と書かれていました。
屋上では昨年までこの小学校に通っていた男の子達がカードゲームをしていました。
雄勝は全国的にスレートの産地として有名です。東京駅の屋根にも使われています。
硯の伝承館があった近くの川を散策します。
美しい川です。サケが遡上してきていました。
お昼に食べたいくら丼もこの川の鮭から採れたのだろうか。
あっというまに時間になってしまいました。
また2月に会いましょう、雄勝キッズ達!!ありがとう!
梶原
10月28日
相模原市に来ました。
造形さがみ風っ子展(http://www.sagamihara-kng.ed.jp/kyouiku/gakkou_kyouiku/kazekohp/)は、今年第34回を迎える大規模な野外展です。(主催:相模原市立 小学校教育研究会、中学校教育研究会、相模原市教育委員会、相模原市)
相模原市内の全小中学校が参加し、淵野辺と女子美で展示を行います。
遠足プロジェクトは女子美アートミュージアムに展示させて頂きました。
今日は、造形展に出品している中学校美術部の皆さんがパレードと、ランドセルアートの作品解説ボランティアを行ってくれました。
午前中参加者は30名。
お気に入りのランドセルを背負って、女子美祭で大学生のお姉さんに作品を見せます。
女子美祭で展示されている作品にみんな興味津々。つい見入ってしまい、ランドセルを背負っている事を忘れて立ち止まることもしばしば。
はじめは中学生のみなさんは恥ずかしそうだったけど、女子美のみなさんにランドセルアートを楽しんでもらえて、次第に説明もうまくなってきました。
中学生のみなさん、今日ランドセルを背負ってパレードしてくれた事も復興の一助になっています。本当にありがとうございました!
実は相模原市の保護者の皆さんは中古のランドセルを集めて被災地に送って下さったそうです。そういったご縁もあって、今回このような形で再びランドセルが相模原で展示されるのは大変意義深い事でした。
梶原
10月21日快晴。日和アートセンターでの展示も最終日となり、最後の大イベントとして私たちはランドセルを背負って石巻市内を遠足しました。12人の大人と2人の小学生。
11時に遠足は始まりました。道のりは日和アートセンターの立石さんが立案してくれ、とても楽しい道でした。横断歩道を渡ってすぐ人が一人通れる程の脇道に入った時には既に心は小学生に戻っていました。
そこからは神社、酒蔵、銭湯、公園を通り、それぞれ場所の説明を聞いたり写真を取り、
川沿いの土手でランチタイム。梶原さんと立石さんお手製のサンドイッチがとても美味しかったです。
食後は土手で紙飛行機を飛ばしたりかくれんぼをしましたが、もちろん全員本気です。
改めて本気で遊ぶ楽しさを感じました。
その後も、漫画館、マルシェ、お土産を見て、最後に日和山に登り景色を楽しんで遠足を
締めくくりました。帰ってきて皆で食べたずんだシュークリームは絶品でした。
遠足を通して、最初は一言話すくらいだったはじめましての人とも一緒に歩いて、見て、遊ぶうちに自然に話せるようになり、街の人々もランドセルを背負った集団を見ると話しかけてくれて、本当にランドセルを通して自然に人と人が繋がる事を実感しました。
そして、一人集まると回りを巻き込んで知らないうちに大勢が集まる大きな力があると感じました。
強制されずに自然に人が集まり、楽しい場が作られるというのはとても素晴らしい事ではないでしょうか。
今日撮った写真はギャラリーにアップしてありますのでぜひご覧ください。
今後も武谷さん、梶原さん中心の元、展示、ワークショップ、遠足を行う予定なので皆様の参加お待ちしております。
笠原